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遺伝子組み換え検査、木綿庵アプランド「陰性」

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 カルタヘナ法への関心が高まる中、当方の洋綿:木綿庵アプランドの種は遺伝子組み換え検査において「陰性」との報告を受けました。2008年より栽培をはじめて、諸種の交雑を経ながら自家採種を繰り返してきたワタ種子です。これからも大切にこの種子を受け継いでいきたいと思います。

 検査機関:(株)ファスマック
 報告日:2025年2月26日。

 カルタヘナ法については、農林水産省の以下のサイトをご参照ください。

(1)カルタヘナ法とは:農林水産省

(2)カルタヘナ法に基づく生物多様性の保全に向けた取組:農林水産省

(3)ワタの種子を輸入される方々へ(詳細):農林水産省

 現在、日本においては、除草剤への耐性や害虫への抵抗性が付与された遺伝子組換えワタについて、食用又は飼料用での使用等が認められています。これらのワタは、Gossypium hirsutum L., 又はGossypium barbadense L.を用いて作出されています(アプランドは、Gossypium hirsutum に属します)。ただし、いずれの遺伝子組換えワタについても、栽培用として用いた場合の生物多様性影響について審査がなされていないため、日本で遺伝子組換えワタを栽培することは禁じられています。

※ 遺伝子組換えワタの栽培が認められている国(あいうえお順) 上記(3)参照
    ISAAA「Countries Approving GM Crop Cultivation」を元に取りまとめ
アメリカ、アルゼンチン、インド、エスワティニ、エチオピア、オーストラリア、ケニヤ、コスタリカ、コロンビア、スーダン、中国、ナイジェリア、パキスタン、パラグアイ、バングラデッシュ、フィリピン、ブラジル、ブルキナファソ、マラウイ、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ 

ちなみに、以下に示しますのは、『遺伝子組み換えワタが、国内で栽培されてしまっている可能性についての実態調査結果2018』です。

遺伝子組換えワタが、国内で栽 培されてしまっている可能性についての実態調査結果2018

 

 

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