実施報告

特別授業「棉から綿へ ― ひと粒の種が布になるまで ―」を担当

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 京都ノートルダム女子大学(京都市左京区下鴨)にて、2023年10月26日(木)に特別授業「棉から綿へ ―ひと粒の種が布になるまで―」を担当させていただきました。「日本年中行事論」の学外ゲスト講師としてお招きをいただいたもの。副題は「綿作農家の一ねん」。日本における綿作の歴史、品種の解説、栽培と加工の手順から、江戸時代後期における綿作農家の一年(『日本農書全集』第28巻所収「山本家百姓一切有近道」より)、現代における綿作農家(私)の綿作にかける思い、一念についてお話させていただきました。洗練された感じのする素敵な大学で、学生のみなさんも終始熱心に受講してくださり、あっという間の90分でした。

 授業構成は下記のとおり。事前に学生のみなさんからたくさんの質問をいただいており、その質問を踏まえながら授業を展開。資料はPPTのプリント、『綿圃要務』と『初山踏』の抜粋プリント、アプランド綿のコットンボールを各自一つずつ配布させていただきました。

1、国内における綿花栽培の歴史
2、綿花の栽培作業
3、綿花の加工作業
4、栽培と加工
5、農家の一年
6、H.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)について
7、活動を支える一ねん

PPT資料は下記の通り。
引用はフリーとさせていただきますが、ご使用の際は必ず「資料出典:京都ノートルダム女子大学特別授業:H.A.M.A.木綿庵」とご明記ください。

PPT資料「棉から綿へ ーひと粒の種が布になるまで -」(京都ノートルダム女子大学特別授業:H.A.M.A.木綿庵)

 

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