天理駅前コフフンにて「駅前出前博物館」ワークショップを担当しました
平成30年8月12日(日)、天理駅前広場コフフンの南団体待合室にてワークショップ「たぬきの糸車と糸つむぎ」を担当しました。これは、「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」プロジェクト(文化庁の、地域と共働した美術館・博物館創造活動支援事業)の一環として行われた「駅前出前博物館」の第1回プログラムとして企画されたものです。
天理市ボランティアガイド協会の方による「山辺の道」案内のミニトークにひきつづき、14:00~15:30の90分間。小学生のこどもさんにもご参加いただき、無事に終えることができました。
プログラムは、まず畑で収穫した綿を糸に紡ぐまでの流れを簡単に説明した後、綿繰り機、綿弓、糸車を用いて各工程を実演。つづいて、スピンドルを用いての糸紡ぎの方法を解説、実演。
その後は、みなさんそれぞれに綿繰り、綿打ち、糸紡ぎを体験していただきました。
今回は特に、「じんき」とスピンドルのセットをみなさんにお配りして、綿繰り、綿打ちの後はおもにスピンドルを用いての糸紡ぎに取り組んでいただきました。
また、会場には小学校の教科書に出て来る「たぬきの糸車」の本文や、綿木の鉢植え、「綿の生い立ち」と題するパネルを展示して、不思議な綿の世界の一端に触れていただきました。ご参加くださいましたみなさん、ほんとうにありがとうございました。
なお、「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」プロジェクトは、天理大学附属天理参考館が中核館となり、来年の3月まで様々なイベントが企画されています。詳しくは下記をご参照ください。